賃貸によるメリット・デメリット特集

資金面

【メリット】

@住み替えに必要となる初期費用は、賃貸ならば家賃の5〜6ヶ月分。購入の場合の自己資金よりも少ない初期負担が一般的。A購入の「売却損」のような資金面で住み替えを制約する要素が少ない。転勤族や色々な住宅やエリアに住んでみたいという引越が趣味のような向きには賃貸の方が有利の場合もある。

【デメリット】

@現在は住宅の価格・金利も低く、家賃とローン返済を比べると、同じ負担で同程度またはそれ以上の持ち家に住める時代。「家賃負担がばかかしくなった」という人が購入動機の約30%も占めている。A賃貸住宅の場合には、「家賃の不測の値上げ」などの可能性もあり、長期にわたる住居費の予測はできずライフプランが立てづらい。B賃貸住宅の場合には家計の大黒柱が万一の時に家賃は免除されないため、家族が路頭に迷わぬよう十分な生命保険の準備が必要。

精神面

【メリット】

@ローンに縛られずに気軽に住み替え等が可能A持ち家のような修繕・維持等煩わしさがない。

【デメリット】

@家賃と言えども住居費には変わりがなく、目に見えない借金と同様であり、老後や万一の時も賃貸住宅に住む限り生涯支払い続けなければならない。また家賃は将来の値上がりも予測できず先々の支出が読みづらい。その点では「期限のある低金利のローン」の方が安心という考え方もある。A老後は家賃負担の不安と共に、老人の独り暮らしなどでは賃貸住宅は借りづらくなるという心配も。B「立ち退き要求」などの心配もあり、不安定となる。

            

アパート・マンション・土地検索

土地・建物の売買マニュアル